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主にお祭りに使われる足なしの鉦(かね)です。
※台は付いておりません。
「カネ」あるいは「コンチキ」などと地方によって呼び方がさまざまで、手の平に収まるサイズが最適。鹿角を竹にさした鹿木(しもく)で演奏し、演奏そのものをリードする役割もあり、その小気味良い音は、ひとつあるだけでかなり演奏のバリエーションが拡がります。
関西ではだんじり囃子に1尺くらいのものが使われ、日本三大祭のひとつ「大阪天神祭」の音といえば、この「当り鉦」の音なのです。また、江戸弁でいうところの「当り鉦」の名称は本来「すり鉦」と言いますが、江戸っ子は「する」という言葉を嫌がったため、“するめ”を“あたりめ”、「すり鉦」を「当り鉦」などといったことから始まりました。関西では、大形のものを双盤(そうばん)を総称とすることもあります。